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らいちょう日和 〜 2012室堂平春合宿報告(前) [ぶら旅ニッキ]

タイトル通り、室堂に行ってきた話。

話が前後してアレなんだけれども、GWを前にして  “アルペンルート” とか “アルペンルート 服装”みたいな検索ワードでこちらに迷い混む方が増えてきたので、ここらで媚びて少しはお役に立たねば的な気持ちになってきた。

今回僕たちが行ったのは、4月半ばの部分開通の直後。
都心は桜の盛りを過ぎた頃、山の上にはまだ雪という時期。

いつもの通勤風景の中に、違和感ありまくり周りから浮きまくりのヒトがいる。
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駅の売店すら開いていないのには焦った。


8時ちょうど、ではないけれど、特急“あずさ”で東京から松本、信濃大町まで向かう。
乗ったのはグリーン車の隣の指定席。
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むかしむかぁしの話。
某クイズ番組で「狩人の二人が感じたあずさの印象」が出題されていた。
正解が “普通の電車だなあ” というしょうもない問題だったのだが、
本当にどうでもいい話というのは意外に記憶に残るものだ。
そして“あずさ”に乗る度にそれを思い出す。


アルペンルートの部分開通期間中、室堂へは信濃大町からのアクセスとなる。
富山側から入るのも好きだけど、首都圏からだとやはり扇沢からが便利だ。
北陸新幹線開業後には富山からの方が早く室堂に着くことになるんだろうか?
料金は高そうだけど。


扇沢から黒部ダムまでのトロリーバスはそれなりの混雑ぶり。
周りを見回すと、登山・写真目的の入山者が8割、残りの観光客が2割といったところか。
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雪の大谷も始まっていない時期に観光に来る人がいるのが驚きだ。


黒部ダムはまだまだ冬。
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わざわざこんなとこに来た理由は、これ。


黒部ダムレストハウスにて。
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昭和っぽい感じの注意喚起。


ダム堰堤を渡りきって黒部湖駅に入ると、通路の中でフネが整備中。
よくよく見るとダム湖の遊覧船・ガルベなのだった。
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秘密基地的な雰囲気の中でエンジンが吊られてた。


黒部湖からのケーブルカーを降り、立山ロープウェイの待ち時間に食事。
写真は白えびかきあげそば。
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なんだかいつもこれを食べているような気がする。
細かい事を言うと、3シーズン前まではかまぼこの文字が「くろべ」だった。


今年から新しくなった、立山ロープウェイ。
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なんだか乗り心地まで良くなったような気がする。
気のせいか。


室堂に到着。
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4/17からの「雪の大谷」に向けて除雪もラストスパート。


この時期は室堂ターミナル前の散策エリアを出て行動するのに登山届の提出が必要なのだ。
きっぷ売場のお姉さんにいろいろ尋ねながら登山届を提出し、スノーシューを履いて表に出る。
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この日は風景写真を趣味とされる方の集まりがあったらしい。
みくりが池温泉までの道を写真の通りの装備の方とご一緒する。

この時の室堂の気温は約5℃。
風が強くなかったので寒くなかった。

この時の僕たちの服装を記しておこうかと思ったのだけど、あまり参考にならない事がわかった。
下半身は二人ともズボンの下にウールまたは化繊のタイツを履いていて、これはちょうど良い感じだった。
上半身に僕は下着を含めて3枚しか着ていない(ウールの長袖Tシャツ+薄手のフリース+登山用ソフトシェル)のに、嫁はウールのTシャツ*2(半袖1長袖1)+半袖Tシャツ+フリース+薄手のダウンセーターといういでたち。
嫁もさすがに歩くと暑いとは言っていたけど、同じ状況でも重ね着っぷりが違いすぎる。

結局のところその人次第ということになってしまうので、これでバッチリ!的なアドバイスはできない。
それでもあえてお節介を申し上げると、

・寒いという前提で準備する。
・最初から用意した全部を着るのではなく、重ね着しやすいものでこまめに調整する。
・それでも動くと暑い。 で、汗をかく。
・汗が冷えたら滅茶滅茶寒いので、下着には汗冷えするコットンは避け化繊またはウールを選択する。
 (絶対に!)
・最後の切り札として、軽くて収納性に優れた衣類(ダウンジャケットなど)を用意する。
・手袋とサングラス、日焼け止めは忘れずに!

といったあたりかなあ。


「・・・やっぱり。」
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「やっぱり、羽毛が一番ですね!」

はいはい。


それでも駄目なら、室堂ターミナルには 「THE NORTH FACE 立山店」という頼れるお店が。
アドバイスを貰いながら買い足しましょう。安くはありませんが、風邪ひいたりするよりマシです。
お金が勿体ないならその分きちんと準備しておきましょう。
僕も先程書いたものに加え、保温用に化繊の中綿入りジャケットとウールの中間着をもう1枚用意してありましたが、幸い?全てを必要とすることはありませんでした。

備えあれば憂いなし。
ほんの少しでも参考になれば幸いです。

ではでは。
次は合宿?報告に戻ります。

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