2011夏・西日本無計画の旅 その8 道後温泉 [ぶら旅ニッキ]
速報が入って飛びましたが、またまた話は昨年の夏の話に戻るのです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
前回のエントリを書いていて気付いた。
この日、お風呂入ったっけ?
どうやら泊まった宿でのお風呂に関する記憶が抜け落ちているようだ。
部屋との位置関係とか湯船の大きさや露天風呂の有無とか、どれくらい浸かっていて湯上がりに何を飲んだとか、そういう類の記憶がまったくない。
聞いてみたら嫁も覚えていなかった。
駐車場がやたら遠かったとかフロントのお姉さんが綺麗だったとか、関東ナンバーの車が止まっていて親近感があったとか、そんなことは覚えているのに、なんだかなあ。
いくらなんでも温泉に来て風呂に入らないということはないはずなんだけど、入ったのを覚えていないってのは温泉に行った事になるのか……。
とりあえず、覚えている話を続けようかな。
朝起きて、いろいろ考え事をしながら身支度をした。
考え事と言っても、夕べの飯は旨かったけどちょっと高かったかな、食べ過ぎたみたいだからアレを頼まなければ良かったかな、程度のセコい事なので、まあ別にどうでもよい。
そんな感じの延長で身支度を済ませ、道後温泉の象徴、道後温泉本館まで歩く。
日本最古の温泉と云われる道後温泉。
聖徳太子も入ったとか入らないとか。
その象徴的な存在である道後温泉本館はいくつかの区分で価格と接待(休憩)と入れるお風呂に沸かれている。
ん?「沸かれ」ている?嫁に指摘されるまで気付かなかったが、ここは当然「別れている」だ。
お風呂だけに「沸かれ」ていると誤変換しているのはATOKさんなりのダジャレか?
ともかく、今回は「神の湯・2F」を選択。
休憩場所の2Fの大広間に荷物を置く。
嫁はあっちに僕はこっちにと別れて階段を下り、脱衣所に向かう。
脱衣所に「写真撮るな」のメッセージがあって、以前はなかった筈のその貼り紙をぼーっと眺める。
ハダカになる場所だから配慮は当たり前だけど、記念に撮りたくなる気持ちもわかる。
ブログやTwitter用に撮る人が増えて、苦情が出たんだろう。
仕方ないよな。
神の湯には2つの浴室があって、どちらも同じくらいの広さでお湯も同じなんだけど、内部の作りは完全に同じというわけではない。
また、左側の浴室(東浴室?)の床にはかつての源泉があった場所を示す印が付けられている。
そんなわけで貧乏性の僕は毎回その両方に入ることにしており、袋がでろんとするくらいお湯に浸かって、上がる。
休憩室でお茶を飲みながら汗が引くのを待つ。
ぱたぱたぱた…
火照った頬に団扇の風が気持ち良い。
嫁も上がってきたので茹で上がって真っ赤になった顔を団扇で扇ぎながら、おせんべいを食べ、フルーツ牛乳を飲む。
湯あたりというほどでもないすこし気怠い感じのまま、何を話すわけでもなくお茶を飲んだり、窓の下、表を行き交う人を眺めたりしているのがとても、居心地良くって、もう1泊くらいしてゆっくりしたいなあとつくづく思う。
でも、旅先でゆっくりするというのはそれはそれは贅沢な事で、まだそこまでの余裕も落ち着きもない僕たちは、今日も長距離を移動する予定になっている。
さて、朝ごはん食べて行きますか。
にゃあ。
タグ:道後温泉
コメント 0