238-0019(その1) [お出かけ]
先週の土曜日。
横浜に行く用事ができた。
用事があるのは夜。
夜の用事。なんかやらしいけど違うぞ。
とにかく、昼は暇だ。
せっかくだからどこか行きたい場所はないかと嫁に聞く。
猿島に行きたいそうだ。
せっかくというには大分通り過ぎている感じもするが、そんな訳で猿島だ。
泉岳寺から快特で60分、始まりは横須賀中央駅。
意外に?近く感じる。
横須賀は初めてではないが、あまり馴染んでもいない街。
軍港っぽいのとカナガワっぽいのがMIXされた独特の雰囲気がある。
つまりはそれがヨコスカっぽいという事なのかもしれないけど。
実は、この“カナガワっぽい”というのがかなり重要で、これは東京の街並みなんかとは違うし、埼玉とは全然違う、千葉とは…やっぱり違う、という街の感触を現しているのだが、わかるかな、わかんないよな。
でも分かる人もいてくれるだろうと勝手に思い込む事にする。
駅から1km、約15分。
三笠公園わきの猿島航路の乗り場に到着。
想像以上に人が多い。BBQの買い出し荷物を運ぶ人多数。
船に乗り込むと近くに巨大なクレーンが見えた。
風が強く吹いて絡んだりはしないのか。
猿島が見えてきた。俺の家は遠い。
猿島は東京湾に残る唯一の自然島で…などという話はここを読んでくれれば良いとして、
ここで大事なのは無人島だということ。
そして幸いな事に、一緒に無人島に渡りたくないランキング上位の、メガネ蝶ネクタイ小学生と有名なじいちゃんを持つ高校生は乗客の中にはいない。
どうやら無事に帰って来られそうだ。
ひとまず安心して船の揺れるにまかせている。
対岸の横須賀市街までは約1kmほど。乗り場はクレーンの右側あたり。
着いてみれば意外に綺麗な浜辺。
周りではうひゃひゃうひゃひゃとBBQの準備をしていたりする。
でも僕らには関係ない。
島の内部へずんずん進む。
(その2)へ続く。
タグ:神奈川県
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