2011夏・西日本無計画の旅 その7 松山ステイ [ぶら旅ニッキ]
休み休み(ほんと休みっぱなしだった)書き続けて、ようやく松山。
東京に帰った後で写真を整理していたら、このあたりからだんだん写真が少なくなっていた。
松山には過去に何度か来ているから、何もかもが珍しい時期は過ぎて滅多矢鱈とシャッターを押さなくなっているのかなあ。
そもそも運転中は写真を撮れないし……とかなんとか言って、要はだれてきたってことか。
道後温泉駅前。
ダレてきたとか言っておいて説得力ないかもだけど、松山はいいところだなあと来る度に思う。
何度か来てはいるけど、来て風呂に入ってちょこっと歩いてさようなら、的な短い滞在を数度繰り返しただけの僕たちが言うのはおこがましいかもしれない。
が、人の印象なんて身勝手なものだ。ちょっと触れた街の空気一つでころころ変わってしまう。
例えば松山には、
“坊ちゃんタクシー”というイカシた名前のタクシー会社があるのがいい。
原チャリのナンバープレートが雲の形をしている(司馬遼太郎の“坂の上の雲”にちなむ)のがいい。
松山城もちろんグレイト。 眺めがいい!
駅弁の“醤油めし”がいい。
ラフォーレが閉まったまんまなのも、まあ、いい。
“松山揚げ”がしみじみ旨くて、いい(東京でも売ってるよ!)。
坂の上の雲記念館? ああ。
とまあ、このあたりが東京から松山に観光に来た人の平均的な感想……と言うのは勿論ウソで、僕たちの偏見入りまくりの僕たちにとっての松山という町。
何か文句でも? …じゃなくって、今後何度か訪れる度に変わっていくと思うので勘弁してください。
宿は道後温泉の近くに取った。
老後は松山に住み、毎日道後温泉本館に通うんだ・・・と夢見た僕にとっては近所のようなもの?
今回松山に来た目的はいくつかあるのだが、
とりあえず一つを片付けに電車に乗って…
大街道まで出る。
わざわざ大街道まで来たのは、ここに来るため。
ここのからあげが食べたくて、以前から気になっていた。
からあげとビールだけを注文。
松山には他にも食べたいものいっぱーい!なので泣く泣くセーブする。
嫁と二人、からあげにかぶりつきつつ口の中をやけどしつつ、「また来よう」と目で会話。
未練たっぷりに店を後にする。
また来る日までお元気で……
松山はいい街だ。
ラフォーレが閉まったままでもいい街だ(くどい)
腹ごなしを兼ねてこの辺をうろつき、夕食を取る店を探す。
労研饅頭。
嫁が買う。
うちの家計か?
妙に親近感が湧く看板。
嫁の希望で今日の晩ごはんは「鯛めし」と決まっていた。
でもイカも好き。
刺身も好きだがイカ天も好き。
そして本命。
伊予風たいめし。
簡単に説明すると「鯛の刺身がのっかった卵かけご飯」。
しかしこれが実にウマイ。
満たされて夜の松山を歩く。
酔っぱらって手ぶれではない。
流し撮りのつもりだが手元がおぼつかない、が正しい。
おー、宿はあっちかー。
道後温泉駅前のからくり時計。
時計の中も坊っちゃんもマドンナもお休み中?
道後温泉本館前。
風情あっていいなあ。
今夜はお酒飲んじゃったから、温泉は明日にしよう。
おやすみ。
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